フリンジマフラーと大判マフラー
もともと「フリンジ(fringe)」とは、「房飾り」を指す言葉。フリンジは先端部分の糸を束ねて散らすことで、布の端がほどけないようにしています。ストールやカーテンのほか、アクセサリーなどにも取り入れられているものです。両端にフリンジがついたマフラーを、「フリンジマフラー」と言います。多くの人から親しまれている、マフラーの定番の形。フリンジマフラーに用いる素材や柄はもちろん、巻き方によっても印象をガラリと変えられるでしょう。
「大判マフラー」は名前の通り、大きめのサイズのマフラーです。一般的なマフラーのように幅を細くしてから巻くと、首元がボリューミーに仕上がります。首周りを中心とした、上半身全体を温められるでしょう。さらに、マフラーだけでなくひざ掛けや肩掛けのように使用することも出来ます。
スヌードとティペット
マフラーをどのように巻けばよいのか分からず困っている、という方も多いのではないでしょうか。「スヌード」とは、先端がつながっているリング状の防寒具です。輪を二重ほどにし(またはそのまま垂らし)、頭からすっぽりとかぶるだけで簡単に身につけられます。マフラーを上手く巻くことが出来ない方や、マフラーの端の部分が落ちてきてしまうのが苦手、という方にぴったりだと言えるでしょう。また、「ティペット」もスヌードと同様、巻き方で困ってしまう心配はありません。
ティペットの裏側にはクリップやボタンが付いているため、首の前で重ねて留めるだけで手軽に身につけられるでしょう。つけ襟や肩掛けのようなデザインのものが多く、コーディネートに取り入れることで上品な印象に仕上がります。